結納の基本知識について。各地の結納に関してご相談。関西式の基本知識のご紹介。

結納品専門店「株式会社すみの」神戸・明石

【明石】すみの パピオスあかし 本店
TEL078-917-1709

【神戸】すみの 西神プレンティ店
TEL078-992-8788



結納について
出生地域によって幾分か作法などが異なる結納ですが、株式会社 すみのでは、
各地の結納に関してご相談いただけます。
ホームページ上では関西式の基本知識のご紹介となります。
遠く離れた地域の方とのご縁で結納を行う場合は、店舗、またはホームページからご相談いただければ、
スタッフがお応えします。お気軽にお問合わせください。
  • 結納の由来
  • 婚姻関係を結ぶことになる両家が、酒や肴を持ち寄って飲食を共にする習慣が、
    結納の始まりと言われています。

    この習慣は「言納(いいいれ)」と言い、結婚を申し込むという意味ですが、
    結納に使う品の酒肴を「結(ゆい)のもの」と言っていたことから、

    「言(いい)」と言う言葉が「結(ゆい)」となまり、
    「納(いれ)」を「納(のう)」と音読みしたことで「結納(ゆいのう)」となっています。

    また「結(ゆい)」というのは農繁期など相手が人手を必要とする時に仲間同士
    お互い助け合う行為をさす言葉で、現代でも白川郷の藁葺き屋根の葺き替えの互助作業は
    「結い」と呼ばれています。
    婚姻により両家が「結い」の関係となることを祝う意味も込められていたようです。

    実に和を尊ぶ日本人の良き特徴を示している表現だと思います。


  • 結納とは
  • なぜ結納を納めるようになったか、「嫁ぐ」「嫁にだす」という事は、
    男性側では家族が増え、女性側では家族が減るわけです。
    そのような女性側の気持ちを思いやり、「お宅のお嬢様を末永く大切にします」という
    気持ちを伝え、婿自身も「二人で幸せな家庭を築きます」という決意を見せることが
    大切になります。

    子の末永い幸せを願うのが親です。
    嫁がせる親にとって、心配の気持ちが芽生えるのは当然と言えます。
    迎える側は、心配を晴らし、安心していただくための気持ちを形で表します。
    それが結納の品です。
    良き相手と知り合った喜びを両家で祝うことが結納式です。


  • 一般的な結納品の種類


  • 贈る品物
  • ここで大切なのは、結納式は金銭を差し上げる儀式ではないと言うことです。
    結納金は結婚の支度金や子供達に差し上げるお金ではありません。
    嫁を迎える男性側が女性側に差し上げる結納の品の中の一つで、
    反物とか帯がお金に代わっただけなのです。

    支度金と言う理由でお金だけを差し上げることが、如何に失礼なことであるか、おわかりいただけると思います。
    結納式は男性側が慶びと感謝の気持ちを表す物とし、結納の品に真心を込めて差し上げ、女性側はその誠意をお受けする儀式なのです。
    このことを、ご理解のうえ女性側とお話されますと、
    今後の行事もスムーズに進むと思います。

  • 進物に欠かせない品
熨斗(のし)・末広(すえひろ)・目録

熨斗は喜びごと、祝いごとなど慶事の際に添える物で、
末広は末広がりの意を込めた、儀式用の扇子です。
いずれも相手に礼を尽くすという、より丁寧な進物の形式として欠かせません。
目録は、贈られた品目を個々に書き上げたものです。

結納において目録は特に重要で、新郎側が持って来た結納品の品目を一つ一つ書いているだけのものですが、新婦側がこれに対して受取目録を出すことにより婚約が正式に成立した形と成ります。これは言葉だけの約束では無く、お互い文章で取り交わそうと言う意味合いです。

  • 酒肴
  • 酒は柳樽料、肴は松魚料を現金で入れる地域も多々あります。
    熨斗、末広、結納金、柳樽料、松魚料の5品に目録を添えたものが結納品の基本と成って構成されています。

    オプションとして指輪(結美和)台と高砂人形を付けたものが7点となり、昆布(子生婦)するめ(寿留女)を付けた9点にするなど、奇数の数にすると縁起が良いとされています。また、酒肴はそれぞれ意味を込めて松竹梅の結納飾りと一緒に配します。
    付ける物により11点・13点と色々な事は幾らでもできますが、どのような点数にするかは、お相手にもよりますし、又、ご予算の範囲内でお決めに成れば良いと思います。

  • 結納品選びで最初に考えることは、新婦の環境です。
    結納は地域によって形式がことなるので互いの出身の形式を確認にし、どのような方法で行うか
    相談されると良いでしょう。また、ご親族に以前結納の経験がある方は、ご相談されることをおすすめいたします。
    株式会社すみのでは、全国の結納に対応しておりますので別途ご相談ください。


  • 衣装について
    • 一般的には形式ばらないように、失礼にならない程度にと考えられますが、両家同格であるということがベストです。
      新郎家から、新婦家へ結納式当日どのような格好で伺うかお伝えするか、相談されておくと良いでしょう。
    • 父親の服装
      ブラックスーツに、白地のワイシャツ
      白、またはグレーに黒のストライプのネクタイ
      父親の服装
      母親の服装
      和服…訪問着三つ紋か一つ紋・付下げ一つ紋・色無地
      洋服…控えめで品のあるアフタヌーンドレスかツーピース

    • 新郎の服装
      ブラックスーツ・紺かダークグレーのスーツ
      新婦の服装
      和服 振り袖か訪問着
      新婦の服装



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